空気清浄機を買いたいけど加湿機能は必要なの?
空気清浄をメインに考えるなら加湿機能はいらないよ!
筆者は加湿機能は必要ないと感じています。その理由も含め、説明していきたいと思います。
- 加湿機能付き空気清浄機のメリットとデメリット
- 空気清浄機の加湿は必要ないのか?
- 加湿機能が必要な人と必要ない人
- 数ある空気清浄機から最もおすすめ3選
この記事を読めば、空気清浄機の加湿機能が必要なのかが分かります。また、加湿機能のメリットとデメリットも解説していますので、迷っている方は是非読んでみてください。
加湿空気清浄機のメリットとデメリット
メリット
- 空気清浄だけでなく乾燥対策もできる
- 静電気対策にもなる
- 花粉やハウスダストの飛散防止になる
- 1台分のスペースで2台分の性能が使える
空気清浄だけでなく乾燥対策もできる
冬になるとエアコンやヒーターで乾燥しやすくなり、朝を迎えると「喉が痛いな!」と思う経験をしたことがあると思います。空気が乾燥してそのような思いを軽減できるのが加湿機能付きのメリットです。
部屋を適度に加湿することによって風邪やウイルス対策にもなる為、健康面にもメリットがあります。
静電気対策にもなる
乾燥した時期になると地味に嫌な静電気!金属部に触れると「バチッ」と痛い思いをして嫌な思いをしたと思います。部屋を加湿しておけば、静電気の発生は軽減されます。この嫌な思いを減らせるメリットがあります。
花粉やハウスダストの飛散防止になる
加湿を使えば花粉やハウスダストなどの対策にもなります。花粉は水分が付着すると、重くなり床へ落ちやすくなります。花粉症持ちの方は分かると思いますが、雨が降っている日などは花粉症の症状が軽く感じると経験されていると思います。雨に花粉が付着して花粉が飛散しにくくなっていて、この現象を加湿で再現しているというイメージです。
筆者は特に重度の花粉症持ちなので花粉時期には欠かせません。
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1台分のスペースで2台分の性能が使える
1台分のスペースで2台分の性能が使えるのが大きなメリットですね!空気清浄機と加湿器を2台設置すると部屋によっては邪魔になりかねません。部屋のスペースを有効活用するのであれば、加湿空気清浄機を選んだ方がいいでしょう。
デメリット
- 空気清浄機の手入れに加え、加湿トレーやタンク・フィルターの手入れの手入れも必要
- 菌の繁殖により臭い問題と衛生面でデメリットになることも
- 加湿器と空気清浄機がそれぞれ単独の方が性能が高い
空気清浄機の手入れに加え、加湿トレーやタンク・フィルターの手入れの手入れも必要
加湿空気清浄機がどうしても必要!という方はおすすめですが、加湿機能もついている方がなんとなくいいな!と思って購入する方はやめた方がいいと思います。
空気清浄機だけのお手入れは比較的楽なので面倒にはなりませんが、加湿トレーやタンク・加湿フィルターの手入れが増える為、少し手間がかかってしまいます。加湿フィルターも2週間に1度はクエン酸で漬け洗いが必要だったりしますので面倒は増えます。
トレーの中に水を入れっぱなしにしておくとカビや菌の繫殖が進み、ニオイだけでなく、空気清浄機から雑菌が空気中へばら撒かれて、逆効果になることもあります。
お手入れが増えるのは後々のことを考えると控えたいね
菌の繁殖により臭い問題と衛生面でデメリットになることも
加湿空気清浄機の一番のデメリットと思う臭い問題と衛生面です。
お手入れを定期的に行う方は良いのですが、お手入れを怠るとカビや菌の繁殖により、ニオイが気になったり、空気清浄機から雑菌が空気中へばら撒かれて、逆効果になることもあります。
加湿ユニットにもAg+カートリッジやイオン照射などですぐにはカビにとはなりませんが、やはりお手入れを怠るとリスクは上がります。
集塵フィルターと加湿ユニットは隣接していることがあるので最悪の場合、集塵フィルターにカビや菌の繫殖したりと内部面が不衛生になることも。
不衛生の状態で空気清浄機を運転するのは嫌だね
加湿器と空気清浄機がそれぞれ単独の方が性能が高い
一体型より単独の方が性能が高い為、花粉症やハウスダスト等のアレルギー持ちには単独の方がいいでしょう。ですがその場合はスペースを確保しなければいけません。
冬は乾燥しますので小さい加湿器では中々部屋の湿度を上げることは難しいですが、単独の加湿器であれば、部屋全体をしっかり加湿してくれますし花粉時期なども花粉にしっかり付着して地面に落としてくれます。
さらに加湿機能付き空気清浄機で手入れを怠ってニオイや菌の繫殖が発生した場合、空気清浄機と加湿ユニットの両方のフィルター交換が必要になる可能性がありますが、単独であれば加湿器のフィルター交換や手入れで済むので空気清浄機に影響は少ないです。
結局加湿機能は必要なの?
結論を言うと必要ないと思います。もちろん加湿空気清浄機付きも良いメリット上記に書きましたがやはりお手入れを怠るとデメリットは大きいので手入れをしっかりする方は加湿空気清浄機をおすすめします。
清潔に保たないと逆に空気を汚すことになりかねませんので筆者は単独をおすすめしますし、加湿器にもスチーム式や超音波式・気化式やハイブリット式などがあり、加湿空気清浄機だと種類が選ぶことができませんので、単独の加湿器を選ぶのもおすすめです。
加湿機能が必要な人と必要ない人
加湿機能が必要な人
- 花粉症やアレルギー持ちの方・乾燥が気になる方
- お手入れが苦にならない方
- あまり部屋のスペースを取りたくない方
アレルギー持ちの方や乾燥が気になる方・部屋のスペースを取りたくない方などは加湿機能が付いているタイプがおすすめです。お手入れなどをしっかり行えば加湿空気清浄機はとても便利と思います。ただ、加湿タンクの量は単独の加湿器より少ないのでしっかり長い時間加湿をしたい方は単独のほうがいいですね!
【加湿空気清浄機について詳しくはこちら】
加湿機能が必要ない方
- アレルギー持ちではない方
- アレルギー持ちだけど性能重視の方
- お手入れが面倒な方
アレルギー持ちではない方は加湿機能は必要ないと思います。無駄に多機能の製品を購入しても使用しなければ無駄になりますし手入れが増えて余計面倒になるだけです。
症状が強いアレルギー持ちは単独の方が性能は高いので別々に買うことが良いと思います。家によっては気密性が低いと外気が入りやすく、アレルギー対策をするのは空気清浄能力が高い製品が必要です。さらに加湿性能も高い製品にすることで花粉やアレルギー対策になります。
最もおすすめ空気清浄機の3選
結局どの空気清浄機を選べばいいの?
最もおすすめな空気清浄機を紹介するよ!
パナソニック 空気清浄機(F-PXU60)
サイズ
サイズに関してもコンパクトで部屋においても圧迫感が無く、レイアウトが自由にできるのが嬉しいポイントです。
適用床面積は27畳と広めの為、リビングなどにもピッタリの大きさです。
花粉やアレルギー対策
ナノイーの効果は花粉だけではありません。
- 花粉の抑制(スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ)
- PM2.5の抑制
- アレル物質の抑制
- 脱臭効果(タバコ・ペット臭・生ごみなど)
- ウイルス・カビ・菌など抑制
これらの効果があるので空気を清潔に保つことができるのでおすすめです。
フィルター
フィルターに関しては10年交換不要の「清潔HEPAフィルター」で花粉やPM2.5などの微粒子をしっかり吸塵して、脱臭フィルターに関しては「スーパーナノテク脱臭フィルター」でニオイの元を吸着する活性炭を粒状にしてフィルター枠に取り付けてニオイをしっかり除去してくれます。
お手入れも簡単でフィルターを掃除機で吸うだけなので手間がかかりません。
音に関して
運転音に関しては「強」にすると52dBと少しうるさく感じる人もいます。他のメーカーも最大運転にするとある程度音は出ますので気になるほどではありません。
スペック
本体サイズ | 高さ55㎝×幅34㎝×奥行20.8㎝ |
重量 | 約5.9㎏ |
風量 | 強:6.0㎥/分 中:2.7㎥/分 静音:0.9㎥/分 |
運転音 | 強:52dB 中:35dB 静音:18dB |
消費電力 | 強:45W 中:10W 静音:5W |
電気代 | 強:約1.3円 中:約0.3円 静音:約0.2円 |
風量切替 | 強/中/静音/自動 |
集じん方式 | 静電HEPA |
集塵フィルター交換 | 約10年 |
脱臭フィルター | スーパーナノテク脱臭 |
脱臭フィルター交換 | 約10年 |
ハウスダストセンサー | 〇 |
クリーンサイン | 〇 |
おやすみ自動 | 〇 |
カラー | ホワイト |
Acer 空気清浄機 acerpure pro (AP551-50)
サイズ
サイズもコンパクトで直径25㎝程度なので圧迫感は無いですね!高さは576mmになっています。
最大適用面積は30畳と広い部屋でも使えるのでコンパクトでとてもおすすめです。
花粉やアレルギー対策
円筒型で360℃全方向から空気を吸引して、4層構造のHEPAフィルターで微粒子までもしっかり集塵してくれます。
- 動物の毛や髪
- ホコリ
- 花粉
- バクテリア
- PM2.5
- タバコなどから出るホルムアルデヒドやニコチン
- ウイルス
これらの目に見えない微粒子たちもしっかり集塵してくれるので性能もかなり良いです。さらに値段も3万円前後なのでコスパと性能が良い製品なのでおすすめです。
フィルター
4層構造のHEPAフィルターにて集塵能力は高いです。
お手入れもフィルターを取り外して掃除機で使用するだけなので手間はかかりません。さらにフィルターの状態はアプリからでも確認できます。
アプリで操作
アプリの「acerpure Life」で空気清浄の風量や強度の調整ができ、外出先からでも操作ができるので便利な機能です。
音に関して
風量をターボで運転すると56dBと他メーカー同等くらいは音がします。他メーカーも最大運転にするとある程度音は出ますので気になるほどではありません。
スペック
本体サイズ | 高さ576mm×幅253mm×奥行253mm |
重量 | 約4.22㎏ |
風量調節 | 5段階(スマート・1・2・3・ターボ) |
タイマーモード | 1・2・4・8・12時間 |
静音モード | 〇 |
ロックモード | 〇 |
無線ネットワーク&アプリ | 〇 |
リモコン | 〇 |
騒音レベル | 最小(25dB)最大(56dB) |
空気洗浄適用床面積 | 約30畳 |
マイナスイオン機能 | 〇 |
4in1HEPAフィルター | プリフィルター、HEPA13メインフィルター、活性炭フィルター 抗ウイルス&抗菌コーティング |
粒子センサー | 〇 |
ガスセンサー | 〇 |
カラー | ホワイト |
ダイキン 空気清浄機(MC55Z)
サイズ
高さは50㎝でコンパクトなボディになっていて、ローチェストなどの上に置いて使用できる点は大きなメリットです。さらに横幅も27㎝でレイアウトの自由性も広がり、設置に関してはとても楽で良いです。
適用床面積は25畳と広いスペースでも使用できます。
花粉やアレルギー対策
花粉運転モード搭載されており、花粉除去に信頼がおけます。全国の花粉16種類を無効化する為、花粉症持ちの方には強い味方です。
- スギ
- ヒノキ
- アカマツ
- クロマツ
- イチョウ
- ヨモギ
- カモガヤ
- ブタクサ
- ススキ
- カナムグラ
- シラカバ
- ホソムギ
- オオアワガエリ
- ハルガヤ
- セイタカアワダチソウ
- イネ
多くの花粉に対応しているので嬉しいですね。
- 浮遊ウイルスや付着ウイルス
- 浮遊カビや付着菌
- タバコ臭やカビ臭
- 生ゴミ臭や料理臭
- 体臭やペット臭
- ダニの死骸やフン
- カビ
- 花粉
- 繊維のクズ
- ペットの毛
花粉だけでなく、様々な微粒子たちもしっかり吸塵してくれるよ!
フィルター
フィルターに関しては「TAFUフィルター」を採用しています。特徴としまして、撥水や撥油効果が高い素材を使ったフィルターで汚れが広がりにくくて静電力が落ちにくい為、アレル物質を引き寄せしっかり吸塵します。
0.3μmの微粒子を99.97%除去します。
こちらのフィルターも10年間交換不要の為、ランニングコストはあまりかかりません。
お手入れもパネルを開けずに掃除機をかけるだけなので手間はかかりません。
脱臭フィルターは交換不要ですが必要に応じて購入していく感じになります。
音に関して
ファンをフィルターの下部に設置することにより防音効果で運転音を低減しています。
スペック
本体サイズ | 高さ50㎝×幅27㎝×奥行27㎝ |
重量 | 約6.8㎏ |
風量 | ターボ:5.5㎥/分 標準:3.2㎥/分 弱:2.0㎥/分 静か:1.1㎥/分 |
運転音 | ターボ:53dB 標準:39dB 弱:29dB 静か:19dB |
消費電力 | ターボ:46W 標準:15W 弱:9W 静か:6W |
1時間あたりの電気代 | ターボ:1.43円 標準:0.47円 弱:0.28円 静か:0.19円 |
集塵フィルター | 10年間交換不要 |
脱臭フィルター | 必要に応じて交換 |
ストリーマユニット | 10年間交換不要 |
カラー | ホワイト |
まとめ
おすすめ3選を紹介させていただきました。
3選の中でさらに絞るのであれば筆者はダイキンをおすすめします。筆者は重度の花粉症持ちで性能面やお手入れなど総合的に考えるとダイキンの空気清浄機(MC55Z)が一番かなと思います。
値段が3万円後半の為、価格に関して少しデメリット
3つの空気清浄機はどれも性能面も優れていて甲乙つけがたいのもあります。価格やデザインで選んでしまっても後悔の無い製品たちなので自分のライフスタイル合わせて購入で良いと思います。
この記事で少しでも役に立てればと願っています。
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